大田区では区民会館の大ホールを使って、「老人クラブ連合会民踊大会」が6月4日から6日間、午前10時頃から午後4時前まで行われる。
1グループが午前と午後に分けて2回ずつ踊ったり歌ったりするにせよ、相当数のグループがあって、こんなところにも高齢化の波を肌で感じるのだけれど、月日の移り変わりとともに出場者も一般客もずいぶん様変わりしたように思われる。
各グループごとに座席は決められているから、昔は一般席である後方はガラガラだったのに、今日などはほぼ満席。
つまり、観るだけのために来られるている方も多い。
一般女性客に混じって男性客の存在が目立ったのはもう随分前のことだが、二十代と思しきお嬢さん方が舞台に向かってデジカメでパチリっ!
思わず『へぇ~』。
なかなかええ子ぉやんか。だなんて。
もう一つは背広姿の議員さんと思しき方々。
それも殊勝に?各グループ近くに席を占めている。
「三脚で撮影するんや。」と言った相棒は、いちばん後の隅に陣取ってカメラを向けてみれば「あれっ。」
真ん中の一番見やすい一列がみ~んな空席なんである。
「なんでやねん?」
さては誰かが荷物を置いて席取りか?
でも…。
なんかロープが張ってあるみたいやし…。
そこで昼休みに上から下りてきてみれば、な、な、なんと。
「ここは来賓席やねん。せやから一般の人、各グループの人は座ったらアカン!」という意味で、張り紙と、白い紐による囲いがあった。
来賓で来られる方はきっとお元気なんだし、お若いはず。
杖つきもって、ヨイショ、ヨイショと階段を上まで登ってくる方々よりは。
最上段まで一般客がいるという混みように、来賓席であっても空席状態にしておくのはいかにもお役所しごとの感じがするけれども、どうなんだろうか。
ちなみに、来賓席の下手横には看護席があって看護婦さんが常駐されている。
上手席には車椅子用のスペースが用意されていた。
昼食時間を短縮してまで行われたのが、何と蒲田警察署による寸劇であった。
警察官扮する遠山の金さんが「振り込め詐欺」をやろうとした悪人をひっとらえる。だまされかけた老人を白洲に同道するのは、「高齢者による交通事故撲滅作戦」を展開している警察官。
素のままで登場して「ちゃんと信号のある横断歩道を渡りましょうね。」と老人の手を引いたりなんかしちゃったりした。
警察も変わったなぁ。
「事件にならないと動けない。」これが警察だったはず。
と思いきや、それもそのはず振り込め詐欺による被害総額が全国で200億円とあっては放ってもおけないのだろう。
そして変わったことはまだまだある。
今年はコーラスのグループも多く、詩吟などは男性の参加者も多かった。
でも。
それよりなにより、ピカ一は男性の踊り手さんだった。
老人会に入りたて?イエイエそういう感じでもなし…。
風体からすると舞台人と思しき方であった。
上手な方はもちろんやけど、こうやって殿方が踊りはんのもまた素晴らしいなぁ。と相棒に言えば
「せやけど、俺はまだ無理や。」
そんなもん分かってる。
20年早いっ!
グループにはいろんな方がおられる。
昨日に続いて今日もオペラグラス持参できたのには訳があった。
若いころからずーっと踊りや舞に親しんできた方も結構おられるからだ。
楽曲が歌謡曲にせよ、詩吟にせよ、何にせよ、年月を掛けてお勉強されてこられた方々は侮れない。
あたしにでも吸収できることがいっぱいあるからだ。
とにもかくにも今日一日が終わって、また明日。
会は9日まで続く。
最近のコメント