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2007年6月

色気

あたしの顔をつくづくに見ながら「あんたは骨まで女やなぁ。」
と言うのは双子の片割れである淳子。
ここで言わんとする『女』とは、ことあるごとにキーィとなるとか、一度口から出た言葉が「どうやら、間ちごうてたらしいと分かっても、言い募る」とか。
どちらかというと、ネガティブな方。

それに引き替え、私と相棒の姿(地唄舞をお稽古する)を見て、「おばちゃんの方が数段上手や。」と言ったその舌の根も乾かぬうちに、「せやけど。」と続けて、
「おじちゃんの方が女っぽい。」
どちらかというと、色っぽいというか艶っぽいという方。

練習の回数で比較すれば断然私に軍パイが挙がるのに、せやのに色っぽさでは素人の甥でさえ、「叔父ちゃんの方が」と言わしめる。
その根拠が分かるくらいなら、私にだって出来るかもしれへん。
「難しさなぁ。」
そう、しみじみ、呟いたあたしを見て、
「おばちゃんも優しい人になったらええんや。」
しら~とした顔で、甥にうそぶかれた。

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第一生命の本社に行ったぞっ!

C型肝炎の告知をされたら、心配になるのが生命保険。
医療特約更新の迫る契約があった。
ドキドキ!
第一生命のどなたにお電話しても要領を得ず、結局行って来ました、有楽町にある第一生命本社ビルへ。
大理石で覆われたビルのエントランスに二人して立ってみれば、何と我らの小さいことか。
ドキドキ!
もちろん、入口には守衛さんが立っていた。

この格調の高さからいって、「へぇ~、不景気ちゃうんか。」だなんて。
そして、案内へと向かう。
銀行でも、携帯電話購入でも、待たされ慣れた私たちを待っていたのは、アドバイザーの方。
つまり、お客様相談窓口はまさに、閑古鳥であった。

威圧感さえ漂わせているビルとは裏腹に、嘱託と思しき男性社員は、所謂一流会社のサラリーマンを務めあげました感のある方であった。
営業マンではないのだから、つまり逆ザヤ製品であれ何であれ、「お客様本位」を絵に描いたかのような解説に、一瞬も二瞬も耳を疑って、やがて訪れた納得は、彼の能力というよりは人柄だったかもしれない。

自分で契約した保険の数々が、自分で分からなくなっている。
きっと、わたしだけではないに違いない。
そう、皆さまにお勧めします本社行き。

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首相官邸への要望

除鉄食事療法を補う意味で摂取していた栄養食品。
それには大きな落とし穴があった。
でも…。
あるメーカーは実に丁寧な対応をいただき、『日本も捨てたもんじゃない!』
そう思うと同時に、個人の力の弱さを思い知った。
だから、だから。
安倍首相に届くかしら?
この提案が。
以下は、首相官邸の要望書に記載した内容である。

『C型肝炎患者からのポジティブなご提案』
安倍首相がC型肝炎罹患者への対応について、慎重にお考えになることに決して反対はございません。
ただ、私ども罹患者からしかできないご提案もあるかと存じます。
それは『あらゆる食品の成分一覧表についての鉄分含有量の掲載』です。
C型肝炎I型でインターフェロン投与治療が向かない私に限らず、除鉄食事療法の有効性があらゆるメディアから発信されております。
しかしながら、現状では大きな壁がございます。
それは何か。
栄養食品をはじめ、あらゆる食品の成分一覧表に対して、鉄分含有量に関する記載が義務付けられていないことでございます。
除鉄食事療法では一般的に、鉄分の摂取量が4~6mg/日しかございません。
それなのに、今まで私が除鉄食事療法を補う意味で摂取しておりました某マルチビタミンには一日の摂取量に、2.8mgの鉄分が含有されていると伺いました。
こんな回答をいただけたメーカーはただ一社でございます。
他社においては、一切の開示をいただいておりません。
個人の力ですべきことではないと考え、どうしても実現していただきたく、200万人ともいわれているC型肝炎罹患者の一人として、お願いのメールをお出しした次第です。
何卒よろしくお願いいたします。
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Communication Design Laboratory
梶本 洋子 (Yoko Kajimoto)
Tel : +81-3-5754-1604 Fax : +81-3-5754-1605
mail : cdl@cup.com  URL : http://cdl.cup.com/
=========================================

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かちかち山

の狸のように、悪役三昧をしたわけではもちろんない。
不眠が分かっていても、誘眠剤を使うと、約8時間はぐっすりで、その後2時間は夢うつつ。
だから、たとえば先週の木曜日の深夜は使えなかった。
金曜日の朝から出発しての午後からの打ち合わせ。
そして、急遽決まった嬉し恥ずかしディズニーランド行きの準備でこの日も誘眠剤は、やはり使えなかった。
木曜日と金曜日。合わせて3時間は眠っただろうか。
さすがに、灼熱の太陽に終日照らされたディズニーランドでの楽しいひと時も終わってみれば、ぐったり。
車中でも、寝床でも、グースカハッチャンであった。
そして、翌日には合気道の練習を楽しんだ。
楽しんだのだけれども、病気持ちにはちと厳しいスケジュールだったようである。

相棒も、甥でさえ「当たり前や!」とは、言わなかった。
二人とも、やっぱり優しい。

火曜日の午前3時。誘眠剤の助けを借りて18時間の睡眠が叶ったのに、どうにもこうにも疲れの取れない私は、相棒に鍼灸を頼んだ。
そう、背中に。
「もうええか?」と何度も聞く相棒に、「う、う、うん。まだあつうないよ。」その繰り返しが何べん続いたのか忘れたけれど、誘眠剤の効果も出てきてぐっすり、ひと眠りしたと思ったらたったの3時間で目覚めて、「背中が、あ、熱いっ!」。
気づくと、身体の中から熱が発しているようで足も、手も、どこもかしこも、熱いんである。
「かちかち山の狸みたいや。」と相棒に訴えると、急ぎ仕事の手も休めずに、「俺はウサギやないで。」と言われた。

「低体温の人はどこか身体を病んでいます。」
そんな本を読んだばかり。
(『体温免疫力で病気は治る』安保徹氏著)

今回は「過ぎたるは及ばざるがごとし」やけれど、鍼灸もあたしの身体にはええかも。
そう、思いながらも「熱いっ!」
「熱いっ!」と言いながら、相棒の仕事の邪魔をした。

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いっつも感謝してるっ!

教育学部 特別体育課程(高校教員免許の取得が可能な過程)に在籍していた頃、体育心理学の教授から「う~ん、君は運転免許は取らない方が、い、いいだろう。」と言われた。
理由はもう覚えていないが、今日まで自動車免許取得を考えたことがないのだから、自分でも納得するところがあったらしい。
「きょうび、運転免許がなかったら何かと邪魔くさいやろ。」
と相棒が言う。
携帯電話ひとつ購入するにも、健康保険証には顔写真がないため、わざわざ住民票まで提出しなければならない。
「だからなぁ、」と相棒が続ける。
「原付の免許を取るんや。」
そんな~、自転車に乗れないあたしが取れる訳がない。
幼稚園の頃からクラシックバレエのお稽古に通い、高校生時代から大学で両手首を骨折するまで器械体操部に所属していた。
けれども自転車には乗れない。
「大丈夫や。実技試験はないんやから。」
へぇ~。そうなんや。
にしても、である。
遠方への打ち合わせに始まって、小野の田舎に帰るにも、そしてディズニーランドに行くにも車を使っているあたしんちの運転手は、唯一相棒だけなんである。

甥はって?
艱難辛苦を乗り越えなければ取得できなかったその事実が、彼にもそして、私にも、「てっちゃんに運転させる!」という相棒の言葉を打ち消してしまうから。

1500ccクラスのレンタカーを借りて(運転技術は最低なんや!と相棒が豪語するから)、一日目は豊田市まで。
予想通り、打ち合わせに加えて現場作業が発生し、帰ったら午後9時。
たまにしか運転せえへん者にとっては、結構神経を使うらしい。
そして翌日には朝も早よからディズニーランドへと、相棒が運転した。
照りつける太陽に身を焦がしながらも、楽しさを心地よさを満喫したら、待っていたのが大渋滞。
助手席に座った者は、どんなに疲れていようとも運転手を気遣いながら寝えへんようにするのが最低限の礼儀。
それが分かっているのに、寝てしまったあたし。
ごめんなー。
と言いつつ、今朝は起きるなり「練習(合気道の)しょっ!」

相棒の様子がなんだかおかしいと気づいたのは、もう出かけなアカンのに布団にくるまっているのを見つけたから。
「腹が痛いんや~」と唸っているではないか。
それでも今日は合気道の練習日。
「休む?」と聞けば、「てっちゃんの相手(進級審査)は俺がしてやるから」と言って準備を始めた。
(予定では今日だった。予定が変更になって甥はラッキー!)
いつもよりちょっと早く家を出て、そろりそろりと歩く彼。
う~ん。
ほんまに大丈夫か~?
何のことはない。
準備体操中に、見学モードに入った。

私はって?
梅雨の蒸し暑さにしても、最初のクラスからすでに汗が滴り落ちて、「結構疲れてるなぁ。」を実感。
帰り道でもまだお腹をおさえている相棒を見て、遅まきながら気がついた。

そうか。
そうなんや。
初日は打ち合わせと作業で緊張の連続。
二日目は猛暑のディズニーランド。
どちらも、往復運転をしたんだから、疲れというより過労になっていたんや。
ごめんなー。
いつも、感謝しているんやよー。

今は寝床でグースカハッチャンの相棒に、心の中で謝った。

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娯楽ったぞ!

合気道と地唄舞は「あんたにとって何?」と聞かれればもちろん、「趣味」には違いない。
然りとて、「趣味やから下手でええねん。」とは違う。
だから、だから。
上達を目指して日々のお稽古。
廻らん頭をクルクルと、あーでもない、こーかしら。
そら、涙ぐましい努力だけはさしてもろてます。
長いカーブが右肩上がりになる日まで、延々と続く稽古を思うと、「娯楽?」ちゃうちゃう。

閑話休題。
午前7時半。
早く到着したつもりのディズニーランド入場口前には、すでに数百人の列。
ピンカーンと陽のあたるベンチに腰掛けてみれば、時たまそよぐ涼やかな風が心地良い。
「あたしは中年の坂を越えてるんやさかい。」と言いきって、頼んでもらったガイドツアーは1グループがわずか十名。
可愛いお姉さんガイドが「ミッキーマウスの元の名前は…」。
いろいろ説明してくれて、その場で忘れてしまった。
また、次回にも教えてくれはるんやから。

明日からはまた仕事。

そして、地唄舞と合気道と。

欲張りな人生でも、今日はほんまに娯楽った。

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相棒のうっかり

今月の29日が30日になったディズニーランド行き。
それが、いきなり今朝の会話で変更になった。
レンタカーのハンドルを握りながら、「ディズニーランドがね…」というあたしの言葉を遮って「そうそう、明日もレンタカー借りといたで。」だなんて。
一週間間違おてるやないの。
「ほんなら、せっかくやし。明日にしょっ。」
それが良かったのは相棒。
それが悪かったのは甥。

今までに何度となく歯医者さんの予約をすっぽかしている甥。
「ディズニーランド行きは明日に急きょ変更じゃあ~。せやから歯医者の予約をキャンセルせぇ。」
傍若無人な命令も、ことがことだけに「わあった。」と、えらい物わかりがええやないの。

やっと梅雨らしい小雨がもう止んで、明日は晴天?
あれもこれもを皆置いて、行ってきますディズニーランド。

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さいなら~

相棒は30代とさいならをした。
私は東邦医大医療センターを。
ウィルスの量はともかく、躁鬱体質であり不眠であることに加え、まだインターフェロン投与に不向きなタイプに該当していた。
それは「貧血」。
40代の頃は鉄分注射をしていて、つい先日までは鉄分を栄養食品から摂取していたと、担当のお医者様に申し上げたところ、それでは…。
つまり、東邦医大医療センターではなく、いつもいつもお世話になっているHirayama内科に戻ることになった。
何故だろう。
「見放された。」という気持ちはない。
古巣に戻れたという安心感が心の底から湧いてきた。

そして、そして。
消化器内科の発展を、特にC型肝炎のインターフェロンを凌ぐ治療法が、どうかみつかりますように。

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明日は発表

今日は坂東三津春三回忌追善舞踊会が、あんなに楽しかったのに…。
(なにせ、坂東三津五郎氏の「山姥」を鑑賞できたのですもの。)
「明日…。」と呟いた途端、相棒と甥が「どうせ難治性やねんから騒がんでもええんじゃ~」口を揃えて返してきた。
「C型肝炎I型は決定しているのやし、不眠もあれば、躁鬱でもある。
ここでウィルスの量が少なかったからというて、何が変わるんや。」
そら、そうやけど…。
「そんなことより、側面打ちの練習するんとちゃうんやったんか。」
「うんっ!」
始まりました合気道の練習。
正面打ちやったらできるのに、なんで側面打ちになったらいきなりでけへん一教から四教。
息が切れてラムネでエネルギーを補給してたら、「明日もやろな。」

そうそう、明日は相棒の嬉し恥ずかし四十歳の誕生日でもあった。
三十代への惜別の情。こればっかりは、ノー天気な相棒も打ちのめされている。
「そんなもん、四十代への惜別に比べたら…。」
そう言ったのに、全然慰められてないようであった。

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応急手当講習会

朝の9時から12時までの3時間。
東京都大森消防署で実施された普通救命講習会に、参加したのは相棒。
「あたしも行こかなぁ。」と言う素振に「見たない場面があるで、きっと。やめとき!」
そう言われて、講習内容を見て納得。
心肺そせい法、AED、止血法などであった。

講師の方は元救急隊員であった由。
体験談も含めて、まず教えられた言葉が「まず119です。」であった。
それも、周囲のどなたかに頼むことになるのだけれど、案外に「誰かがしはるやろう。」ということで連絡がついてないことが多いらしい。
だから、だから。
「あなた。そこのあなたです。119をお願いします。」そういう風に依頼することが大切なんだと。

詳しい応急手当方法は聞かなかった。
私にはそれで十分だった。
あとは相棒の出番だから。

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恥を忍んで告白

地唄舞に限らず、和服で舞う、踊る所作には袖から胸元に手を入れたり、袖先を持ったりする。
そして粗忽者がよくやるのが袖口のほつれ。

単衣を着て帯を結んでもらって、髪もアップにして。
立ち居姿を鏡に映して「うん。これでええ。」
良くなかった。
玄関先の自動扉に映し出された姿に見えたものは、ぽっかりと開いた袖口であった。
ほつけるというより、袖の半分以上が袖口になって、ほつれた糸がぶらりんこ。

「帰るっ!(家に帰って、繕うねん!)」
「あかんっ!」(遅れるやんけ!)
「い~んや、帰る!」
「誰もみてへん。気づけヘン。」
「嫌やぁ。」
といつもの漫才をやりながら桜通りを抜けていると、ありました文房具屋さんが。
「ここでええ。」
「しゃあない、許したろ。」
この掛け合いで何を示すかが互いに分かるんであるから、あたしらは「破れ鍋にとじ蓋」かもなぁ、なんて思ったりして。

Shop99にもあるやろなぁ、そう思いつつも約400円を出して購入したのは両面テープ。
いくら化繊の単衣やからいうて、そらあかんのちゃうか。
そう。
両面テープで、広がった袖口を修理したのだ。

閑話休題。
思い出すこと二年前。
甥が神戸から持ってきた学生服を見て驚いた。
なんと、すそ上げがガムテープでしてあったのだ。
「いくらなんでも、これアカンのとちゃうか!」と電話口で妹に告げて帰ってきた言葉がすごいっ!
「なんで?あれはすごいでぇ。洗濯機で洗えば洗うほど取れへんねんでぇ。ええやろっ!」って。

開いた口が塞がらなかったあたしが、今日は袖口を両面テープで留めていた。
もちろん、帰宅後すぐに剝したのは言うまでもない。
ほつけを繕ったかって?
汗を風で飛ばしたら、明日、いや明後日にはやろうかな。

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今週の合気道教室

金曜日に続いて日曜日の練習にも、珍しく尾崎しょう(日ヘンに向)師範がお見えにならなかった。
少なくとも金曜日の子供たちは、それを知ってかちょっとガッカリ。
そこででたのがオパサンパワー。
「尾崎先生はね、東京都の「体育協会」常務理事になりはったんよ。というと、Ryuuki君が「東京都合気道連盟の理事長でしょ?」と返す。
「それもなりはったけど、あそこの会、ここの会」っていっぱいいっぱい偉いさんになりはったんよ。」
ふ~んというまなざしにも、子供心に「尊敬」の「そ」の字がチラリホラリ。

そして代稽古に来られたMurakami師範と子供たちが、最近とみに仲良くなって、1時間の練習中、相棒やあたしが声を上げることはなくなった。
そして、来週は進級試験がある。
子供たちの真剣さに熱が帯びる。

この雰囲気ええよなぁ。
今秋の初段審査を控えた私と相棒とKawaguchiさんは、もっぱら子どもたちの相手をする。
「TomoちゃんとRiiちゃん、上達しましたよねぇ。遣り甲斐があるなぁ。」おもわずしらずMurakami師範からでたこの言葉に、東急Beのカルチャー教室が始まって4年目に突中したことを思う。

病弱で途中で来なくなったYukihiroクン。今頃どうしているんだろうか。
合気道をほんまに、ほんまに好きやった彼。
大人になって、また再開できる元気を取り戻すことを祈るばかりである。

閑話休題。
日曜日の2時間目はSiraishiさんと練習をした。
合気道の良いところは級とは関係なく、互いに助言をしあえることだ。
今日は、あたしに学ぶところがぎょうさんあって、来週の昇級試験を控えているはずの彼女に教わることがいっぱいあった。
そして3時間目の練習で、奇しくも村上師範とお相手いただくことができた。
正直、とっても嬉しかった。
東急Beでみせはる先生姿とはどこか違う、指導方法。
また、機会があったらぜひお相手してほしいと、心から思う。そして、そして。
最後の座技呼吸法では、な、な、なんと後藤師範にまで直接お相手していただけたなんて。
う~ん。
難しいことしか体得でけへんかったんやけど、嬉しかった。

地唄舞だけやない。
やっぱり一日置き。
合気道と地唄舞と。

決めたことは守ろうよぉ!相棒。

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やってもてええんでっか?やってまいまっせぇ!

こう電話口に出た警官に怒鳴ったのは、もちろん私ではなく相棒。

発端は、JR蒲田駅と東急蒲田駅周辺で屯しているキャッチセールスの連中に業を煮やしていたことである。
改札を出入りしている人たちの何人かは必ず、きっと被害者になる。
それが分かっていてなんで、一階にある派出所には警官が何人もいるわけ?
そう思うのは私たちだけやろか。
まえまえから、そう思っていた。

先日、大田区民踊大会で寸劇をしてくれた蒲田警察署の巡回訪問隊の皆さんにとても好意を持った私がまず電話をした。
すると、その電話先は実際に被害に合った人のための番号だったらしく、別の電話番号を教えられた。
「次はあんたが言うて。」と相棒に変わった。
最初は礼儀正しく蒲田駅周辺の状況を説明し、警らしてもらうように頼んだところ「それがどうしたのですか?」という感じ。
怒ったのは相棒。
「ほんなら、キャッチセールスの彼らを見つけたら、殴ってやってもええんでっか?」
「やってまいまっせ!」と。
「それはアカンのでっしゃろっ!」
「せやから、こうして電話してまんねん!」

「は、はっ。取り締まらせていただきます。」
もちろん、電話口の警察官はこう仰った。

その電話を切って、東邦病院医療センターから蒲田駅に着いてみれば、キャッチセールスのあんちゃん達の姿は皆無であった。

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明日は警察へ

「そんなんしたら飛んでしまうから。」という相棒の言葉に、
「大丈夫、大丈夫や。」と、5匹のワンちゃんを刺繍したジャケットを
相棒の担いでいるリュックに掛けた。
「なんで」って?
だって、出かけたのは陽の落ちる前。
いくら帰りが午後9時を過ぎるからといって、昼の日中からジャケットを着込むなんていかにも暑いから…。
「持ったらええやん。」
同じことを相棒に言われたのに、リュックの背中に肩先を掛け、徒歩で十分くらいのなだらかな坂道を登って、合気道の練習に出かけた。

ところがである。
全く予想に反して、帰り際に気づいてみればジャケットの「ジャ」の字もみあたらない。
「せやから言うたやないか。」と言われる前に、
「何で落したん気づかへんかったん?」と問えば、開いた口が塞がらない状態なりにも相棒の口から出たのがこの言葉。

「明日一番に、派出所に行ったらええがな。」

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ミーちゃん

「は~るよ来いっ!は~やく来いっ! あ~るき始めたみーちゃんが…」(ふ、古い、ふる過ぎ?)
ではなかった掲題のミーちゃんは、大学時代の同級生。
同課程には女性が9人しかいなかったから今も「九重会」なるものを毎年やって、旧交を温めている。
が、さすがに東京から松江はちょっと遠くて、しかもフリーランスの身では生活パターンの違いでか、なかなか決められた日時には参加できなかった。
それが突然のミーちゃんからの電話。
「文科省の研修会に上京するんよ。」
この嬉しさ。
居ても立ってもいられなくなって家を飛び出し「久し振りぃ~!」
後に相棒が同席して仕事の話になった。
「私ってキツイんよ~。」とミーちゃんに言うと、ふんふん。
打たんでもええ相槌をするのは相棒。
「ウソっ!考えられへん。あのやさしい洋ちゃんが?」

ざまぁみさらせ、ほざいてみさらせ。
ウッ、フッ、フッ。
こういう時代もあったんよ。

とニヤッと笑ってミーちゃんを見たら、未だ驚愕冷めやらず。
あたしって、もしかしたら苦労人!?

「ちゃうちゃう、ただの我儘や。」という相棒の心の声が耳に届いた。

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「早よ、寝ぇっ!」

と、叫ばれ続けているのには当然理由があって、昨晩はどういう料簡だったのか自分でもわからないが導眠剤を使いたくなかった。
そして、頑張って頑張ってやっぱり眠れない数時間を経た後、ウトウトッとしたら何と午前9時の電話。
スワッ、仕事のクレイムか!と思いきや神戸の祖母からであった。
孫二人を高校の教師をしている両親に代わって育て続けた。
今どちらの弟も東京で大学生をしている。
だから、だから。
ちょっとお話タイムが生じる。
「片岡愛之助(楳茂都流の家元に内定した!!)も、南座で観たわよ。」なんちゃって話が弾んで、えっ。
電話を置いて気づいたら午前十時半を過ぎていた。
う~む。
困った。
そして午後1時には起きてしまって今日も諸々の予定が満載。
食事が終わってみればもう午後十時を過ぎている。
「早よ、寝ぇっ!」と甥が叫ぶ。
御説ごもっとも。

『今日はこのへんで。』
さいなら~。

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パーマかけたやろ?

と、言われなかったあたしは、今日近くの美容院にパーマとカットとカラーに行ってきた。
年齢とともに白髪が増えるにつれカラーが絶対避けられない道。
そして地唄舞をやっていれば年中アップにするからパーマも掛ける。
猫毛でしかも少ない髪をねじり上げるから、髪の毛の痛まんことか。
というわけで、美容院に行くとなるとそらもうおおごと。
パーマにカットにカラーにと、掛ける金額はもとより美容院での滞在時間が5時間という長丁場。
病気持ちになった今、「自由が丘まで一緒に行こ。」というわけにはかかなくなって、近所にある美容院に変えた。

その結果、いつも相棒と甥が同時に発する「美容院に行った?」を聞かなくてもよくなった。
最近はなんでもかんでも開発力が向上していることを、つくづく感じてしまう。
パーマとカラーを掛けてなお、「天使の輪」があたしの頭にできて
ラッキー!

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二次会を失礼したら…

合気道をスポーツの範疇にいれるとしたら、勝敗のない分軽んじられるのかもしれない。
実際、東京都体育連盟に加盟している種目が50種目だそうであるが、未だかつて常任理事はおろか理事を務めたことさえなかったという。
そして今回、初めて合気道から常任理事が生まれた。

閑話休題。
「お仕事は?」と訊ねられて「テクニカルライターです。」と答えたところで、「ああ。」と納得される方はほとんどおられない。
社会的に認知されている職業に就いていないというのは、ある意味弱者であることは間違いない。
だからこそ、TC協会が存在するのであるが…。

だから、だから。
90カ国150万人が合気道をたしなんでいてさえ、いまだ公知されていないのが現実であるからこそ、我が師範尾崎しょう(日ヘンに向)が東京都体育連盟の常任理事になったことは、大きな価値があると私は思う。

その祝賀会の帰り道、病気持ちになった今、二次会への参加はむろんご法度。
そろ~っと失礼して近くの丸善に寄った。

可愛いらしいうさぎの便箋を見つけて「兎追いし…」と口ずさんだ途端、一杯入っている相棒がハモル素振り。
へぇ~。
「(兎美味し丸焼き…」だなんて、ほんま情緒のないやっちゃ。

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怒涛の一週間が過ぎ止まず

月曜日以来、いやその前日の日曜日から明日の日曜日まで。
ずーっと、ずーっと、ずーっと外出。
というのは、今のわたしにはチトきつい。
身体的だけではない。精神的にもである。
なぜかって?
何にでも興奮するからに他ならない。

日曜日、
流派は違っても敬愛して止まない吉村昂扇先生の浴衣会の前日。
舞台の上で何とも譬えようのない眼差しや仕草を思い出して、気づけば深夜を過ぎていた。

月曜日に、火曜日。
昨日の興奮も冷めやらぬ間に、大田区の「老人クラブ連合会民踊大会」では、キラリと光るあの手、この技を見逃すまいと又もやオペラグラスを握りっぱなし。
そして、昼御飯にとあらかじめ「ちらし寿司」とお茶を買って持参したのに、したのに持ってこなかったのは「お箸」。
ほんま、こーいうのがいっちゃん疲れまんねん。
「いまどき、こんな遠くに行かんとコンビニがないんや。」
身をもって知ったこの事実に相棒と二人肩を落とすのみ。

水曜日と木曜日
日、月、火曜日と舞に踊りにと目を肥やしたから、頑張ってしまいました地唄舞のお稽古。
6月に入ったばかりだというのに、汗でぐっしょり。
ここで伺ってしまった家元のお言葉が
「宗家の卒寿のお祝い会にはテープ(舞や踊りの曲の入った)持参で…」
ということは、やっぱり先輩弟子が仰っていた通り、私と相棒にしてみれば流派の皆様への初舞のお披露目。
う~ん。
『あと三日しかないんやけど、やってしまうぞっ、猛練習。』と。
思いだけは人一倍。
現実は、そう甘くはなかった。
お稽古から帰りざまバタンキューッ。
待っていたのは36時間の睡眠であった。

金曜日。
数時間で合気道の練習が始まる、まさにその時に目覚めたのが良かったのか、悪かったのか。
もちろん良かった。
尾崎しょう(日ヘンに向)師範の元気いっぱいの号令の下、じっくりかけてやる準備運動が嬉しい。
徐々に溜まった疲れが功を奏して、
『洋子さん!力が抜けている。それで良いのですよ。』
えっ!
う~ん。
ほめて頂けて嬉しいような、悲しいような、イヤイヤやっぱり嬉しい私。
その代わりだろうか、ロッカーのキー紛失事件で右往左往。
結局はっきょく『あっ、ありましたっ!』だなんて、格好の悪いことはなはだしい。
赤面するあたしに、東急Beカルチャーセンタ事務局の方はどこまでも優しかった。

土曜日。
遂に来ました美鈴流 宗家 美鈴光由 卒寿の会。
「今日は美鈴流での初舞お披露目や。」
午前1時に布団に入った相棒を、午前6時に叩き起したのはあたし。
(ごめんなさいね。だから今はぐっすり寝てもOKよ。)
『私は「春雨」「京の四季」、あなたは「御所のお庭」と「松づくし」』
「あっちがね、こうやねん。」
「う、う、うん。ここだけ直したらええの。ええの。それとこことね。」
な~んちゃって、言ったりなんかしたりなんかして、今日だけはご機嫌伺いするでなし、言いたい放題言わしてもらってお尻を叩いた。
上(あ)がらなかったといえばウソになる。
そして、上手に舞えたわけでもない。
だけど…。
人様の前で披露することの緊張感を、ほんまの緊張感には甘えがないことを初めて知った。
おばあちゃま(祖母)、お友達の方々の優しい目とは一味も二味も違う目と目。
きっと自分自身も違うのだろう。
数々の失敗を、今後の良き勉強材料にしたい。
無事和やかにお開きになった折も折、「なぁ、会費はろうてきてぇな。」と頼む言葉に、相棒の顔色が変わる。
「(財布)がないっ!」ゲッ、格好わるぅ~。
「しゃあない。てっちゃん(半分居候のような甥)にダッシュで持って来さすんや。」
徒歩で5分のところに、待てど暮らせど来ない甥。
30分も待っただろうか。
自転車をユラリユラリとさせながら、「ヤァ~」
聞けば宅急便を出していたのだと。
私の「ダッシュ」はどっかに吹っ飛んでいた様子。
料亭 笹丸の女将(美鈴流の大先輩でもある)に、『こんなんとやってまんねん。』と言えば、『そっちこそ。』
瞬時に返したのは甥ではなく相棒だった。

日曜日。
明日はいつもの合気道の練習日。
で、午後は尾崎しょう(日ヘンに向)師範の祝賀会。
もちろん出席するあたしたち。

そう、良くも悪くも怒涛の一週間が過ぎ止まず、合間に仕事までしたり何かしたから、もう、絶対絶命のピンチに陥って、身体一つに心も一つ。
「覆水盆に返らず」の引き起こした結果が、ブログのお休み。
でありました。

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老人クラブの民踊大会

大田区では区民会館の大ホールを使って、「老人クラブ連合会民踊大会」が6月4日から6日間、午前10時頃から午後4時前まで行われる。
1グループが午前と午後に分けて2回ずつ踊ったり歌ったりするにせよ、相当数のグループがあって、こんなところにも高齢化の波を肌で感じるのだけれど、月日の移り変わりとともに出場者も一般客もずいぶん様変わりしたように思われる。

各グループごとに座席は決められているから、昔は一般席である後方はガラガラだったのに、今日などはほぼ満席。
つまり、観るだけのために来られるている方も多い。
一般女性客に混じって男性客の存在が目立ったのはもう随分前のことだが、二十代と思しきお嬢さん方が舞台に向かってデジカメでパチリっ!
思わず『へぇ~』。
なかなかええ子ぉやんか。だなんて。
もう一つは背広姿の議員さんと思しき方々。
それも殊勝に?各グループ近くに席を占めている。
「三脚で撮影するんや。」と言った相棒は、いちばん後の隅に陣取ってカメラを向けてみれば「あれっ。」
真ん中の一番見やすい一列がみ~んな空席なんである。
「なんでやねん?」
さては誰かが荷物を置いて席取りか?
でも…。
なんかロープが張ってあるみたいやし…。
そこで昼休みに上から下りてきてみれば、な、な、なんと。
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「ここは来賓席やねん。せやから一般の人、各グループの人は座ったらアカン!」という意味で、張り紙と、白い紐による囲いがあった。
来賓で来られる方はきっとお元気なんだし、お若いはず。
杖つきもって、ヨイショ、ヨイショと階段を上まで登ってくる方々よりは。
最上段まで一般客がいるという混みように、来賓席であっても空席状態にしておくのはいかにもお役所しごとの感じがするけれども、どうなんだろうか。
ちなみに、来賓席の下手横には看護席があって看護婦さんが常駐されている。
上手席には車椅子用のスペースが用意されていた。

昼食時間を短縮してまで行われたのが、何と蒲田警察署による寸劇であった。
警察官扮する遠山の金さんが「振り込め詐欺」をやろうとした悪人をひっとらえる。だまされかけた老人を白洲に同道するのは、「高齢者による交通事故撲滅作戦」を展開している警察官。
素のままで登場して「ちゃんと信号のある横断歩道を渡りましょうね。」と老人の手を引いたりなんかしちゃったりした。
警察も変わったなぁ。
「事件にならないと動けない。」これが警察だったはず。
と思いきや、それもそのはず振り込め詐欺による被害総額が全国で200億円とあっては放ってもおけないのだろう。

そして変わったことはまだまだある。
今年はコーラスのグループも多く、詩吟などは男性の参加者も多かった。
でも。
それよりなにより、ピカ一は男性の踊り手さんだった。
老人会に入りたて?イエイエそういう感じでもなし…。
風体からすると舞台人と思しき方であった。
上手な方はもちろんやけど、こうやって殿方が踊りはんのもまた素晴らしいなぁ。と相棒に言えば
「せやけど、俺はまだ無理や。」
そんなもん分かってる。
20年早いっ!

グループにはいろんな方がおられる。
昨日に続いて今日もオペラグラス持参できたのには訳があった。
若いころからずーっと踊りや舞に親しんできた方も結構おられるからだ。
楽曲が歌謡曲にせよ、詩吟にせよ、何にせよ、年月を掛けてお勉強されてこられた方々は侮れない。
あたしにでも吸収できることがいっぱいあるからだ。

とにもかくにも今日一日が終わって、また明日。
会は9日まで続く。

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舞はほんまに…

たった一年と半年足らずで…。
そらそうやけど、何べんも言うてしまうのが『舞はほんまに難しい。』である。
江戸深川資料館であった地唄舞の浴衣会を拝見させていただいた。
他流であっても流れている血は同じやなぁ。

約四十名ほどのお弟子さんたちが鶯色の色無地姿。
これも地唄舞らしくてええわぁ。
浴衣会とあって、お客さんはまばらであったけれど、それだけにこられている方々は真剣そのもの。
シーンと静まり返った会場がそれを物語っていた。

練習するのも観るのも勉強。
その言葉が正しかったにせよ、私にはまだまだ難しさしか分からない。

オペラグラスを握りしめながら、もどかしさに身を捩る思いであった。

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梶本(かじもと)がカジモドに

石川台(東急池上線)から東武動物園前駅(東武伊勢崎線)まで、毎日通学している甥が、急に「足首が痛いんだよねぇ。」と言い出した。
自慢じゃないけど、通学時間が余りに長いことを心配して購入して履かせている靴はダンロップのなんと数万円のやつ。
「えっ!これでもアカンのか。」とは思いつつ、毎日の通学のたびに痛いとあっては放ってはおけない。
「ほなら、整体に行こか。」となって今日、相棒と二人で行った。
甥の施術が始まるだに先生の言われた最初の言葉がこれ。
「このままいくと、梶本君はカジモド(The Hunchback of Notre Dame-ノートルダムの鐘)の主役で背骨が後方に湾曲して前かがみになっている)になってしまうよ。」であった。
どうやら、昔の捻挫がもとて痛む足首よりなにより、背中が丸くなっている方が彼の人生にとっては非常に悪いことが判明した。
姿勢の矯正を教わってみれば「あれっ!」。
心なしか身長が伸びているではないか。

何はともあれ、早期に発見できてよかった。
あれほど頑固な甥ではあるが、今ふと振り返って彼を見ると何と背筋をまっすぐにしている。
その悲壮感に嘘はなかった。
まさに、あたしと同じである。

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公的サービスの凄さ

毎月かどうかもわからないのだけれど、マンションの1階のフロアにある管理人室のカウンターにクルッとまとめて置いてあるのが大田区報。
別段「ご自由にお取りください。」とも書かれていないのだけれど、何とはなしに一枚取り出してエレベーターの中で走り読みをした。

そこに書かれている内容に、びっくり!
何と健康診断が無料で受けられるというではないか。
もちろん、内容ごとに条件(たとえば女性で39歳以下とか、40歳からとか)があるのだけれど。
そしてよく読んでみれば、健康診断の中にB型、C型肝炎の検査も含まれているのだと。
へぇ~。
やっぱり多いんや。
そして、「定員になり次第閉め切ります。」の文字を見つけて早速申し込んだのは言うまでもない。

が、驚きはここで終わらなかった。
大田区の社会保険事務所では「グループ栄養相談」があるというではないか。
タイトルが、「コレステロールと中性脂肪を上げない食事と調理の工夫」であるにもかかわらず、思わず知らず電話をした。
電話口に出られた栄養士の方に、除鉄食事の云々を説明して返ってきた言葉に感謝と驚きを隠せなかった。
「担当医の先生から摂取できる鉄分の量を聞いてください。」まず、そう仰ったあと、「1か月分くらいの摂られた食事の内容を控えてください。」とも。
へぇ~と思う間もなく、「日取りを決めて面談をいたしましょう。」
そんなサービスがあったんや。
それも無料で。

公的サービスは侮れません。
ここは、大田区と担当していただいた社会保険事務所の栄養士山本さんにただただ感謝。

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