同郷のよしみ
「浴衣で踊ろうJ-POP』の一日体験講座にお越しいただいたお二方。
電話でのお申込みに「きもので参ります。」と仰ったお言葉遣いに、和服に親しんでおられることが手に取るようにわかった。
そして「扇は…。」と続けた言葉に、「持参いたします。」。
そう、経験者の方とお見受けした。
今日は諸先輩もお見えになる賑やかな会に、お気に召すかどうか期待半分、不安半分。
午後6時30分からの予定に、10分程前にお見えになってみれば、何と奥様とそのお母様であった。
そして始まるまでの一時にふとしたことから、口に出されたのが故郷が神戸であるとのこと。
「えっ!」
思わず、「神戸のどちらですか?」と伺って妹の住む灘区鶴甲のほん南だと仰った。
神戸淡路大震災の話も出て、「自宅は全壊いたしましたが、おかげさまで家族は皆無事でございました。」
う~ん。
またもや、口を突いて出たのが「私どももそうなのでございます。」
同郷で、しかもあの大惨事を経験された方がここにおられる。
今日お目に掛ったばかりにもかかわらず、互いに湧いた親近感を言葉にするのは難しい。
これからご一緒できるかどうか、心のどこかで「是非ご一緒に。」と望んでいる自分がいた。
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